グリッドシェアってどんな会社?
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グリッドシェアジャパン株式会社は、伊藤忠商事グループの会社で国内「グリッドシェア」の提供元となる会社です。2020年に米国で設立されたLunar社が、「グリッドシェア」を保有する英国のMoixa社の全株式を取得し、サービス展開をしております。また、伊藤忠商事株式会社は新たにLunar社との資本業務提携を行い、当社が「グリッドシェア」の日本国内独占販売ライセンス権を保有しております。
どのようなサービスですか?
家庭用蓄電システムやエコキュートなどの分散型エネルギー機器と連携して、AI(人工知能)が日々の電気の使われ方を学習し、曜日や時間帯毎の電気使用量を予測します。また、天気予報を元に、太陽光パネルでの発電見込み量を計算し、お客様の電力料金メニューも考慮の上、蓄電池やエコキュートなどの分散型エネルギー機器を最適コントロールします。
「グリッドシェア」のサービス料は以下の通りとなります。
■ 蓄電池向け:月額1,200 円(税抜)
※初年度のみ年間契約
■ エコキュート向け:月額800 円(税抜)
※初年度のみ年間契約
「グリッドシェア」による
制御とは?
グリッドシェアサービスでは、
「グリッドシェア」がお客様に代わって、
太陽光で発電した電気を効率よく使い、
系統からの購入電力量を最適化してくれます。
あるご家庭での
「Smart Star L」制御例(天気:晴れ)
- 各ご家庭での電気の使われ方や使用量を学習し、翌日ご家庭で必要な電力量を予測します。
- 毎日の天気予報から太陽光パネルでの発電量を予測し、太陽光パネルの発電量を多く見込める場合は、明け方の蓄電池の容量をできるだけ開けるよう蓄電池に指示します。
- 翌日の太陽光パネルの発電量が少ないと予測した場合、お客様の電気料金メニューを参照し、翌日必要な分だけ電気代の安い時間帯(例:深夜)に系統から購入するよう蓄電池に指示します。

アプリ・マイページのイメージ
「グリッドシェア」のアプリやマイページをご利用いただくことで、ご家庭内のエネルギーフローや各種データを
リアルタイムで確認することができ、モードの設定や確認などもご利用いただけます。
対象機器のご紹介
現在「グリッドシェア」は、伊藤忠商事株式会社のSMART STAR シリーズ、オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(OSS)のKPBP-A シリーズ、ダイキン工業株式会社のエコキュートにてご利用いただけます。今後更に対象の機種を順次拡大してまいりますので、ご期待ください。
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SMART
STAR -
SMART
STAR
プラット
フォーム -
KPBP-A
シリーズ
(OSS) -
ダイキン
エコキュート
(ダイキン工業)
グリッドシェアサービスの特徴
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電力会社も認めた AI による最適制御技術
天気予報・電力料金メニュー・生活パターンに基づき、蓄電池やエコキュートなどの分散型エネルギー機器を自動制御し最適化を実現します。
通常、ご家庭の太陽光設備から発電された電力は平均約30%しか利用されないのに対し、
蓄電池を「グリッドシェア」と連携することで平均約70%が自家消費に活用することができます。
また、エコキュートを「グリッドシェア」と連携することで約15 ~ 20% の自家消費の向上が見込め、蓄電池との連携で約85 ~ 90% の自家消費の実現を見込めます。
※当社調べ
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4 万台以上の家庭で稼働する実績
広範な導入台数によって AI 精度が継続的に向上し、信頼性の高いシステムとして確立しています。
また海外(米国・欧州)での導入も進んでおり、導入数の上昇により更なる AI 精度の高度化が見込まれます。
※2025 年 5 月現在
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DR(デマンドレスポンス)機能の搭載
東京電力エナジーパートナー、東北電力、九州電力、中部電力ミライズ、四国電力と連携し、
デマンドレスポンスを実施。家庭単位で需給調整に貢献し、社会インフラとしての価値も提供が可能です。
※「デマンドレスポンス」とは、電力の需要と供給のバランスを保つため利用者の電力使用量を制御する仕組み
「グリッドシェア」対応蓄電池のコストメリット

※実際のコストメリットは各御家庭によって異なってまいりますので、本コストメリットを保証するものではありません
「グリッドシェア」は太陽光発電(PV)の余剰電力を高精度で予測し、系統電力との組み合わせによる充放電を最適化してコスト削減に貢献できます。
また、料金や制度の変化にも柔軟に対応できるため、「グリッドシェア」による自動制御は手動設定よりも有効だと考えられます。
目安として、34円/日~73円/日(月額ベースで最大約2,200円のコストメリット)と評価されます。(「AIによる家庭用蓄電池の充放電制御に対する実測評価(日本建築学会)」を参照)。
エコキュートと蓄電池のグリッドシェアによる統合制御最適化の事例
A:夜間などオフピーク時に沸き上げ
B:太陽光発電による蓄電池への充電
C:(FIT 制度や卒FIT 後の)逆潮可能な余剰太陽光発電
D:エコキュートによる消費(1.5kW にて連続4~5 時間)
E:(エコキュート沸き上げ後)蓄電池の電力を使用
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当社実証の結果として、系統へ送られている逆潮可能余剰太陽光発電量をエコキュートの沸き上げに利用することで、太陽光発電の自家消費を更に増やし、お客様のコスト削減にも繋がることが立証されています。
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グリッドシェア制御による自家消費率の効果は、エコキュートのみで15 ~ 20%、蓄電池のみでは約70% が見込めるが、蓄電池+ エコキュートを統合制御することで85 ~ 90% まで上昇することが確認できています。
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太陽光発電によるピーク電源創出を抑えることにより系統負荷への軽減にも寄与します。
エコキュート単体でのグリッドシェア制御:沸き上げのタイムシフトの経済性
<エコキュートのグリッドシェア制御>
通常沸き上げ(実線)
深夜に一気に加熱し、朝の時点でエコキュートのタンクが満タン(A)になります。
その後、使用に伴ってお湯が減っていきます。
シフト沸き上げ(点線)
深夜に 満タンまでは沸かさず、朝のお湯の利用を考慮して使用する量(B)まで沸かして待機する。
待機時間中(α)は、 太陽光を利用した昼間まで追加の沸き上げを待ちます。
日中は 太陽光発電が活発になる時間帯(D)に、残りの必要量(C)を一気に沸き上げを行う。
グリッドシェア制御により太陽光の自家消費最大化…
グラフの「C」に相当する電力を系統からの買電ではなく自宅の太陽光で賄えるため、消費者の経済メリットが最大化します。
湯切れ防止の安全性…
完全に昼間にシフトするのではなく、「朝使う分(B)」は夜間に確保し、早朝のお湯の利用にも備えております。 本エコキュート単体でのグリッドシェア制御で15~20%の自家消費率の上昇が見込めております。
【 太陽光発電 = 自宅での消費 + エコキュートでの消費 】
<前提条件>
深夜電力単価: 30 円/kWh
エコキュート稼働: 6.7kWh(平均的な沸き上げ量)※25 年11 月末~26 年3 月末のデータに基づく
卒FIT 売電単価: 8.5 円/kWh
これまでの沸き上げ(夜間に実施)
- 夜間電力を買って沸かす:201 円 (※深夜電力単価30 円/kwh×6.7kwh)
- 売電による収入:57 円 (※卒FIT 売電単価8.5 円/kwh×6.7kwh)
- ⇒ 1 日に「実質 144 円」を支払って沸かしている状態
これからの沸き上げ(太陽光の余剰電力で実施)
- 太陽光の余った電気(タダ)を活用:0 円
- ⇒ 1 日あたり144 円の電気代削減に
144 円(1 日の節約額)× 17.4 日(月間の平均晴天日数※)= 約2,500 円
年間に換算すると、約30,000 円分の電気代削減につながります。
[ 免責事項] 実際の電気代削減効果は各ご家庭の契約プランや天候、使用量によって異なります。本データは実証結果に基づく試算であり、効果を保証するものではありません。
デマンドレスポンスサービスの紹介
「グリッドシェア」によって電力会社とのデマンドレスポンス実証を実施しております。
東京電力エナジーパートナーとのデマンドレスポンス事業化を開始しております。(プレスリリースを参照)
東京電力エナジーパートナーと家庭部門での共同デマンドレスポンス実証を2022年度に実施し、論文発表しております。(「蓄電池の外部制御等による家庭部門での DR 実証(2023年)」を参照)
デマンドレスポンス成功率も機器制御方デマンドレスポンスのほうが高いことを実証いたしました。
(「蓄電池の外部制御等による家庭部門でのDR 実証~既存機能を活用した簡易上げDR(2024 年)」を参照)
JEPX に連動させる制御をすることで、恒常的に上げDR を実施できると確認しました。
自動的に安い時間帯= 日中の買電増加と夜間の買電減少をもたらし、実効性を検証しております。
当社代表取締役の西尾仁志が、東京科学大学の2026 年3 月28 日のMOT オープンハウス” 分散型エネルギー社会と技術経営”にて講演を実施(詳細はこちら)
当社代表取締役の西尾仁志が、「ベンチャー.jp」から取材を受け、2026 年4 月10 日に記事掲載されました。(記事はこちら、X はこちら)


